私はまだ34歳になったばかりですので、勤務時代からもお客様のほとんどが私よりも年齢が上でした。中には私の倍以上の期間の人生を歩まれてきた方もいらっしゃいました。
そのため、お客様との面談においては本当に自分のためになるお話を数えきれないほど聞かせて頂いてきました。
私が開業してからご契約いただいたお客様の多くは不思議と私と年齢の近い方々が多いのですが、年齢には関係なく起業して会社を経営されるくらいの方々ですから、やはりさまざまな観点でためになるお話をよく聞かせて頂いております。
そんな中、先日、会社引退後に創業された60代の方で、起業後短期間ですでに事業を軌道に乗せられている凄腕の社長様に顧問契約を頂きました。
その社長様のお話はどれも面白くためになりましたが、特に私自身の印象に残ったお話が「支払先を大切にする」という、その社長様のお考え、経営方針でした。
その社長がおっしゃるには、「お金をくれる得意先を大切にするのは誰でもできる当たり前の事であり誰でも自然とそうなる。でも、それだけではだめ。仕入れ先や外注先、お金を払う支払先を大切にしなければ事業は決してうまくいかない。」とのことです。
「なるほど」と思い、自分も見習わなければいけない点が多いなと感じました。今後はこの社長のお言葉を今私自身も胸に刻み、事業運営上実践していきたいと思います。