平成２６年度の税理士試験が、本日より３日間開催されます。
３日間、各日３つの時間帯に分かれて各科目制限時間２時間で開催されます。
毎年ですが、初日の午前９時からは簿記論の試験が始まります。
この時期になると、どうしても受験生時代を振り返らずにはいられません。
朝一番、９時からスタートの科目は大変なんですよね。早起きして、会場が開く前に皆会場の周囲に座り込んで、セミの鳴き声に邪魔されながらもテキストや理論マスターを見続けて最後の悪あがきをする。蚊にかまれるし汗もかいて体力を消耗する。
でも、正午からの試験（初日は１２時半から）も大変です。食事のタイミングが非常に難しい。税理士試験は２時間考えながら手を動かし続けるという肉体労働にも近い試験で、試験後には腕や背中が痛くなる人もいるくらいです。なので、食べていないともちません。しかし、あまり食べると眠気もきますし、もし、試験中にトイレにでも行きたくなればおしまいです。私は試験中にトイレに行った事は一度もありませんが（小を気合いで我慢しながら受験を続けたことは何度もあります。）、おそらく挙手してトイレに行ったとしても会場に戻って、受験を再開できたと思います。しかし、仮に再開できたとしても、時間勝負の試験ですので時間のロスは相当な痛手となります。
最後に、最終１５時からの試験（初日は１５時半から）も、やはり大変です。まず第一に精神面、朝起きてから試験開始までが長すぎて、一日中モヤモヤ、ハラハラ、ドキドキします。昼食をとるタイミングや会場へ向かうタイミングも難しく、早めに会場についた場合は何度もトイレに行ったりきたりしてしまいます（人によりますが）。また、２科目以上を同じ年に受験される方の中には、１日に２科目以上を受験する場合もありますので、最終時間帯の試験ともなると疲労がそこそこあります。
結局、どの時間帯もどの科目も、辛いんです。きついんです。この試験は。（私だけだったのかもしれませんが・・・）
でも、何年かかっても諦めずに頑張れば、いずれは受かるでしょう（保証はできませんが、私でも受かってるので）
今は受験生の皆さんも、いずれは今の私のように過去の受験生時代を振り返る日が来ると思いますので、自分を信じて日頃の学習の成果を十分に発揮できるよう、頑張ってください！！
