前回に引き続き、飲食店経営ガイド【開業から黒字店舗経営に必要ないくつかのルール】今回は第6回、最終回です。
飲食業は参入障壁が少ない分、開業率が高いことで知られます。その一方で店舗を継続させるのが難しく、廃業率も最も高いのです。
最終章では、あなたのお店を繁盛店へと導くためには何が必要かを解説します。
【つぶれてしまうお店が陥る失敗の法則】
失敗する飲食店には法則があります。次のような経営をしてしまっては、絶対にうまくいかないでしょう。
・不十分な運転資金
・不必要なものを購入し浪費する
・自分の思い込みで判断する
・金融機関に信頼がない
・良い会計事務所に恵まれていない
飲食店を経営するためには料理を作っていれば良いだけではなく、経営者としての視点が欠かせません。
まず目指すべきは、自店の会計数字を理解し、「1円でもいいから黒字にする」こと。赤字では金融機関からの融資も受けられません。
【材料費、人件費、家賃 3大コストを上手に操ろう】
飲食ビジネスで鍵となる3つのコストがあります。それは「材料費」「人件費」そして「家賃」。この3つのコストが飲食店を経営するにあたって常に重くのしかかってきます。
これらは飲食店を経営するにあたって絶対に欠かせません。どれか一つでもショートしてしまったら、その段階でお店は立ち行かなくなってしまいます。
飲食店をせいこうさせるには、この3大コストを理解し、日々の店舗経営に活かすことが大切です。
そのためには、飲食店の経営に強い会計事務所との連携が必須。思いつきの言葉ではなく、数字をベースにした経営のアドバイスを日々の営業に取り入れ、お店を成功へと導きましょう。